安静時年齢標準と比較して、自律神経活動の反応力がやや低下している傾向の時にみられます。常に頑張りすぎていて、自分では気がつかないけど疲れていたり、なんとなく頑張れない時に見られる傾向があります。
バックは何色?
きりつ名人スコアにより色が異なります。
安静時自律神経活動・自律神経反射機能は年齢とともに低下するという傾向があります。たぬきタイプは、安静時自律神経活動が年齢標準と比較して低下していませんが(標準もしくは過剰)、反応力が低下しているタイプです。安静時自律神経活動が過剰すぎて、起立時自律神経が反応できない時、安静時は標準だが起立時反応できない時があります。自律神経活動が反応できず、気が付かないうちに、心身の不調が現れている場合があります。緊張度合が高すぎるのか、副交感神経が過剰なのかはレーダーチャートを見てみてください。きりつ名人では総合評価からメッセージを表示しています。メッセージに該当することがあるかどうかチェックしてみてください。
安静から起立時の自律神経活動・交感神経・副交感神経・心拍をグラフで表すと右のようになります。たぬきタイプの特徴としては起立時自律神経活動が反射低下のため、ピンク色に表示されます。他の項目がどのように動いているのか見てみてください。(このグラフは詳細モード時に印刷・表示されます。)
“こころ”からのおすすめ
安静時自律神経活動が過剰な時は、激しい運動よりも、瞑想やウォーキングなどがおすすめだよ。
リズムを整えると、自律神経の乱れが改善するといわれています。ウォーキングもリズム運動です。視線は遠くに、肩の力を抜いて、胸をはり、背筋を伸ばし、胸は前後に大きく、かかとから着地し、歩幅はできるだけ大きくウォーキングしてみませんか?
瞑想は疲労が溜まった脳をリラックスさせる効果があるといわれています。
瞑想で大事なのは「調身」「調息」「調心」の3つといわれており、調は「整える」の意味です。
瞑想では呼吸が重要です。自分の呼吸に意識を向けて、長く息を吐くことでリラックス効果が生まれるといわれています。
- 姿勢を整える・・・背筋を伸ばす
- 呼吸を整える・・・ゆっくり複式呼吸
- 呼吸に集中して心を整える
生活のリズムが大事だよ
朝は、副交感神経の休息モードから交感神経の活動モードに切り替わる時です。
・毎日決まった時間に起床し、朝日を浴びる
・日中活発に活動するために毎日決まった時間に朝食でエネルギー補給など
規則正しいリズムで、スムーズに活動モードに切り替えましょう。
日中活発に活動することが重要です。積極的に体と脳を使って自律神経を鍛えましょう。
仕事や家事に追われてつい交感神経が上がりっぱなしになりがちです。
そんな時は呼吸や、ストレッチ体操、お茶なのでほっと一息してみてはいかがでしょう。
疲労回復には睡眠も重要です。夜副交感神経が優位になると寝付きが良くなってぐっすり眠れ、心身の休息と回復がしっかりと行われるといわれています。寝る前には、スマホを操作するとなどの交感神経を刺激するようなことは避けましょう。